夜廻り猫展に行ってきた
先日、川越にあるギャラリー&カフェ平蔵で行われていた夜廻り猫展に行ってきた。(展示は終了しています)
『夜廻り猫』とは漫画家の深谷かほるさんがTwitterやpixivで公開している四コマ漫画である。夜廻り猫こと遠藤平蔵さんという灰色の猫が「泣く子はいねが~」と夜な夜な歩いてまわり悲しんでいたり、不満をかかえている人々に言葉をかけてくれるなんとも人情深いお話。
実はこの作品の存在を知ったのは数か月前なのだがかなりハマってしまい、展示があると知っていても立ってもいられず初めての川越に足を踏み入れた。
ギャラリー&カフェ平蔵さん(実際の店名です)は和風の外観と店内で、とても落ち着いて展示を見ることができたし、夜廻り猫展のための空間!と思えるほどぴったりな会場だった。たくさんのポストカードサイズの絵と大小の絵が数枚飾られていたが、間近でじっくり見ることができて大満足だった。展示中でもコーヒーとお菓子をいただけるということだったが、人が多かったので遠慮した。食事もいただけるということなので、またゆっくり訪れてみたいギャラリーだ。
私は猫の平蔵さんが大好きだ。猫にさん付けしてしまうほど好きだ。
彼のすばらしいところは弱っている人や困っている人の話をしっかり聞き、相手に寄り添う簡潔な言葉をかけることができ、しかも野良猫であるということだ。ハンテンを着て頭に缶詰をのせた姿がすてきだし、孤児の十郎の世話をしていることも尊敬している。私が説明するより見ていただいた方がきっとわかりやすいと思うので、ぜひ深谷かほるさんのTwitterをのぞいていただきたい。
いいとこ無し
— 深谷かほる (@fukaya91) 2016年3月17日
2016.3/17の夜廻り猫
#今日の夜廻り猫 pic.twitter.com/UitMBeoiYB
サクラサク、人もいる
— 深谷かほる (@fukaya91) 2016年3月15日
2016.3/15の夜廻り猫
#今日の夜廻り猫 pic.twitter.com/12gH77TeiO
平蔵さんのすばらしさを少しでもわかっていただけただろうか。
当日は作者である深谷先生が在廊しており、買った黒のトートバッグにサインもいただいた。白いペンのインクがなくなりかけているところでお願いしてしまい、何度も平蔵さんの顔の線を引いてくださった。ありがとうございました!(白いバッグにするかポストカードにサインをいただけばインクがある黒ペンで書いていただけなのだなと帰宅してから気づいた・・・。うれしさと緊張でまったく思いつかなかった!)
私が舞い上がっていて見落としか品切れだったのか下の写真の絵のポストカードを買ううことができなかったので、ぜひまた展示とグッズ販売をしていただきたいし、グッズの通販だけでもやっていただきたいです。深谷先生、関係者の皆様、ご検討お願いいたします。