『シン・ゴジラ』(2回目)
※ネタバレあります!!
今日、『シン・ゴジラ』2回目見てきました!
(前回の『シン・ゴジラ』の記事から数日しか経っていませんが、
あれは映画見てからブログ書くまで時間がかかっただけです。
ゴジラネタが続いてすみません。)
今回は話の流れもわかっているし、映像を楽しむためにゆったりニヤニヤしながら
見ることができました。
私の中にも破壊衝動のようなものがあるのはなんとなく自覚していたのですが
この映画を見て「破壊衝動はある!」と確信しました。
(実際に何かを破壊したいという願望があるわけではありませんが)
アクアライン・トンネルの天井が崩れ赤い液体が流れる様子、
ゴジラが川を逆流し、船や橋を破壊していく姿、
ゴジラが光線を出して戦闘機を爆破していく様子、
ゴジラが暴れて都内のマンションや高層ビルがばたばたと倒れていく様子、
なかなか人に理解されないのですが、港のガントリークレーンの存在感と機能美、
化学工場の外観にも見とれてしまいますし、大型重機もかっこいいです。
自衛隊の戦闘機や戦車の外観や性能、無人在来線爆弾も最高ですね。
人間が無責任に海に捨てた核廃棄物を体内に取り込み、独自の進化を遂げて
日本を破壊していくゴジラの姿は私たちに何を伝えようとしているのでしょう。
核兵器、原子力発電所を保有、使用するということはどういうことなのか、
日本は破滅に向かっているのか、それともすでに破滅しているのか、
これからどこに向かって、何を目指して進むべきなのか、
国民ひとりひとりは何を指針としてどう行動するべきなのか、
そんなことを問いかけている映画なのではないかと感じました。
永田町、東京駅周辺が壊滅状態になり、総理や大臣数名が死亡して
戦後のような状態になってしまうところもいろいろ考えさせられて興味深いです。
今、この映画が公開されることはほんとうにすごいことだと思います。
エンディングロールで名前を発見して気になっていたKREVAさんは発見できず、
新たに自衛隊の人で「この俳優さんいい!」という俳優さんを発見したので
あとでじっくり調べようと思います。
そして、今回はゴジラの動き、特にすり足で動く様子が品があるというか
神々しいなと感じたのですが、野村萬斎さんが演じてらっしゃったのですね。
見えないところもこだわりがあって『シン・ゴジラ』の奥深さを
再確認できました。
これはもう1回劇場で見たいなぁ。