風に吹かれて

MKKが好きなことを書いたり、怒ったりするブログです。

映画館でのマナーについて

今日は近場の映画館で『Back to the Future』を上映していたので見てきました。

いやぁ~、あれは本当にすばらしい映画ですね。映画のことは次回語ることにして、今回は映画館のマナーについて書きたいと思います。

 

映画館では飲食物の持ち込みが禁止されていますが、私は個人的にお茶や水はOKではないかと思っています。だって、映画館で販売されている飲み物が飲めない人だっているはずです。食事制限をしていたり、カフェインや冷たい飲み物が飲めない人もいるのです。私もカフェインをあまりとらないようにしていますし、冷え性なので夏場の冷え過ぎた映画館で氷入りの飲み物を飲みながら見たら1度はトイレに立たなければいけません。トイレに立てばどんなに急いでも数分映画が見られなくなってしまうのでそれは避けたいので、夏場は映画がはじまる前に必ずトイレに行き、氷入りの飲み物も飲みません。薄手のカーディガンやひざ掛けも持参します。

最近は常温の飲み物を販売するコンビニなども増えてきましたし、映画館でもペットボトルの水が販売されているところもありますが、どこの映画館でも常温の飲み物が買える保証はありません。なので、私は喉が渇いたときのために常温のペットボトル入りの水をバッグに忍ばせて映画館に行きます。もちろん、映画館でドリンクやポップコーンを買うこともありますけどね。

 

今日、映画館では私の左隣りに1席空けて座っていた50代くらいの男性が座っていました。1人で来たようで寛いだ様子で何やら食べていました。ガサガサと音を立てながら袋からお菓子を取り出して口に入れ、ボリボリと咀嚼していました。ナッツ入りのお菓子か硬いお煎餅系の音のようで、どう見ても映画館で販売しているポップコーンでもお菓子でもなさそうです。彼の右手のドリンクホルダーにはペットボトル入り炭酸飲料が置かれています。なんだか嫌な予感がしました。

館内が暗くなり、静かになりました。本編がはじまります。そして、彼の胃腸が懸命に消化作業している音が聞こえてきました。ゲップを噛み殺すような不快な音も聞こえてきます。持ち込みの食品を食べていましたが生理現象は仕方ありません。私は映画に集中しようとスクリーンを注視します。

前半の四分の一くらいは何事もなく、大きなスクリーンとすばらしい音響で見るノーカット版の本編を集中して見ることができました。しかし、ある時から「カチカチ」と何かが鳴る音が聞こえてきました。私の左側から聞こえてきます。おそらく、持ち込みの食品を食べていたあの男性です。無意識に貧乏ゆすりをしてしまう人のように彼は歯を鳴らすかアームレストに爪を当ててしまうようでした。私は軽くため息をついたり、姿勢を変えたりして彼が気付いてくれるように祈りました。が、彼は結局最後まで「カチカチ」と何かを鳴らしながら時折声を出して笑いながら映画を見て満足そうに1人で帰っていきました。笑うのはいいですが、あの「カチカチ」は一体何だったのでしょう・・・・。私は最終的に左耳を指で塞いで映画を見ることになりました。気になって映画に集中できないのです。こんなこと今までありませんでした。

 

私はどうすればよかったのだろうと考えています。上映中に声をかけるのも失礼かもしれませんが、同じ金額を払って映画を見ているのに彼は楽しそうに映画を見て帰り、私はまったく集中できず、こんなの不公平だ!と思います。

もともともう一度見に行こうと思っていましたが、絶対見に行こう!という気持ちに変わりました。私は人に迷惑をかけずに映画を見ようと心から思いました。