風に吹かれて

MKKが好きなことを書いたり、怒ったりするブログです。

「結婚して子どもを産んで一人前」という押しつけ

北条かやさんのこのツイートを読んでちょっと衝撃を受けました。

 

 

 

私はこの社会規範を鵜呑みにして「いつかは子ども産まなきゃ」と思い込んでいたのですが、どうやらあまり産みたくないようです。自分のことですが客観的に見ると「産まなきゃ」という言葉から産むのが義務と思い込んでいる感じが伝わってきます。産める体なのに少し残念ですが、仕方ありません。だって私は自分が産んだ赤ちゃんを抱いている姿をうまく想像できないのです。考えすぎなのかもしれませんが。

 

www.huffingtonpost.jp

「自分で自分のほしいものを考えないと」

「できる範囲でやっていく。それだけ」

という言葉に衝撃を受けました。本当にその通りだと思います。

 

 

私は現在30代半ばですが、20代の頃から身近な人には「あまり結婚したくないし、子どもはほしくない」と公言してきました。親しい友人は理解してくれました。

 お酒の席でこんなことを言うと年配者に「子どもを産むべきだ」とか「結婚する気がないなら今の付き合っているやつと別れてやれ」などと言われ、若かった私はかなり悩み、考えました。

8年ほど考えてみましたが、やはり私は「あまり結婚したくないし、子どももほしくない」のです。理由はうまく説明できませんが、それが私の生き方なのです。結婚に関しては社会的役割を押し付けられる感じがするので今のところしたいと思えません。

独身で子どもも産まない人生を選ぼうとすると否定されたり、嘲笑されたり、その理由を相手が納得するように説明しないといけないことが理解できません。

親に反対されていたり、宗教や思想、家柄の違いで結婚したくてもできない人もいるでしょうし、体質的な問題で子どもに恵まれなかったり、夫婦で相談して子どもを持たない人生を選ぶ人もいるでしょう。そういうことをいちいち人が納得するように話さないと自由に生きることもできないのでしょうか。結婚し、子どもがいる人生を選んだ人達は、なぜ結婚して子どもを持ったか理由を明確に私が納得できるように話せるのでしょか。

 

 こういう押しつけも息苦しい。被害妄想かもしれないけれど。。。。

 

 

 

なんだか近未来が舞台のSF小説がはじまりそうな気配を感じます。

 私はとりあえず種の繁栄ではなく、自分の内面を充実させ人に迷惑をかけない生き方を模索します。